互いの宝もの

付き合い始めからしばらくの間は二人で行う事柄の何もかもが楽しく、また嬉しくて、
そうした時に相手が見せてくれる表情や感情にドキドキしたという人も多いのではないでしょうか。
それが今まで以上に好きになれそうな良い人との出会いであればなおさらです。
交際初期には、そのドキドキをひとつでも多く味わいたくて、
プライベートの時間を削ってデートに当てたという人も少なくないことでしょう。
そうした気持ちは、あなたの側だけが抱くものではなく、また、そうした気持ちを互いが抱くことは、
交際を続けてゆく上ではとても大切なことだと言うことができます。
出会いの場で運良く交際相手が見つかった場合、その相手を大切にしよう、
長く交際が続くよう努力をしようと考える人は多いことでしょう。
その方法のひとつとして、情報交換の場を設けて互いについて詳しくなろうと考え、
デートの機会を増やそうとするのは当然のことですし、
そうした際に、相手の意外な一面に触れたり期待通りの反応をもらったりすることで、
「ドキドキ」するのもまた当然のことでしょう。
その「ドキドキ」は、緊張感からくることもありますし、
相手の一挙手一投足に対するときめきのこともありますが、
大抵の場合、それらはあなたに高揚感をもたらし、
より相手を好きになるきっかけをもたらしてくれることでしょう。
ですから、二人でいる時に感じる「ドキドキ」はとても大切なものであり、
いずれ想い出になるものであり、宝物であるということができます。
相手に対してより好ましい感情を抱かせてくれることから大切だというのはもちろんのこと、
想い出として振り返ることで、現在の関係がより深まっていることを実感することもできますし、
そうしたときめきや高揚感があったからこそ、二人はここまで交際を続けることができたと考えれば、
それらは間違いなく二人の宝ものだと言うことができるでしょう。
交際を長く続けるコツや、その礎となる感情のほとんどは、交際初期のこうした
「ドキドキ」から得ることができるので、ひとつでも多く経験しておくことが大切なのです。